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2004年10月15日

食卓にビールを

 なんか久しぶりな感じの小林めぐみの連作短編。なんで富士見「ミステリー」文庫から出ているのかが謎ですが。

 16歳女子高生にして人妻にして新進気鋭の作家、という主人公「私」が日常の中でつい出会ってしまった、非日常な出来事。当事者にとってはすごく深刻っぽいんですが、それをへにゃ~っと流してしまう主人公の活躍(?)を描いたSFコメディです。

 主人公の設定からしてかなり無茶苦茶なんだけど(笑)、話も相当むちゃくちゃ。
 でも、面白いのは、「話がかみ合ってない」からなんでしょうな。友人たちとの会話や、偶然出会った人(だいたい宇宙人だ(笑))との会話も、とにかくかみ合ってない。かみ合ってないのに会話が続く。なので、どんどん(傍から見ていると)面白くなってくるんですね。

 雰囲気としては、メディア違いだけど、竹本泉とか佐々木亮(「宇宙お手伝いやよいさん」あたり)が近いかな。もうちょいドライな感じですが。
 なお、イラスト以外の萌え要素は皆無です(^^;)。「幼な妻」という設定も、いまいち活かされていない気が。「女子高生」と「主婦」を書きたくて、なら一緒にしてしまえ、というような感じも受けます。

 気軽によめるSFギミックにあふれた作品、だと思います(まっとうな「SF」かと言われると疑問符を付けたくなりますが)。

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 ……え、もう2巻出てるの?

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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