2005年2月 8日
デスノート 5巻
デスノートを捨て、キラであった時の記憶を無くした月(ライト)。Lと共にキラを探すことになった月は、新たなキラが、大企業、ヨツバグループの中にいることを突き止める。
というわけで、この巻からヨツバ編がスタートです。ジャンプ本誌連載時、世間ではあまり評判の良くなかったヨツバ編。私はいつもジャンプは立ち読みで済ませているため(^^;)、読みが浅いこともあって、それほど面白くないとは思えなかったのですが、こうしてコミックスでまとめて読むと……確かに、イマイチですね。
なぜ面白くないか、というと、答えは簡単で。L側が追い詰められることが、ほとんど無いんですね。
これまでの、「デスノート」という作品の面白さは、「キラ」と「L」が、少しずつ、だけど確実に相手を追い詰めていく過程にあったわけですが、ヨツバ編では、L&月がヨツバキラを追い詰めていくことはあっても、L側はほとんど安泰です。ヨツバ側は、今巻では、Lに追われているということにさえ気づいていません。
それを解消するために持ち出したのが、ドジっ子松田の大活躍(?)なのでしょうが、松田じゃなぁ……。というか、松田だしなぁ……。ぶっちゃけ、Lは松田一人犠牲になっても気にしない、むしろ好都合と考えているフシがありますし(夜神局長たちの手前、表立って言いはしませんが)。
さらに、本誌読んじゃってると、ヨツバキラの正体も明らかになっちゃってるわけで。これはミステリー物にとっては、痛い。
やっぱり、「互いが互いを追い詰める緊迫感なくして、デスノートのカタルシスはありえねぇ」というわけで、ジャンプ本誌での連載がまた面白くなってきている今、この巻は若干不完全燃焼なのでした。
DEATH NOTE (5)
大場 つぐみ 小畑 健
以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません
Comment on "デスノート 5巻"
Post a Comment
Trackback on "デスノート 5巻"
このエントリーのトラックバックURL:
※ トラックバックを送信する際は、トラックバックspamフィルタの適用についてを熟読の上、送信をお願いします。この記事へのリンクの無いトラックバックは受け付けられません。
"デスノート 5巻"へのトラックバックはまだありません。

"デスノート 5巻"へのコメントはまだありません。