2005年8月16日
コミケ参加日記
せっかくなので、コミケでの詳細をちょっと書いてみようとか思ったりしまして。
興味ない方は適当に読みとばしてやってください(^^;)。
前日編
とにかく仕事が激務。毎日、日付が変わってから帰宅、という日々が続く。
まあその甲斐あって、どうにか土曜日は休暇。昼前まで寝たあと、まだ製本の終わっていなかったコピー本の製本作業。ところが、製本が終わってみると、なぜか表紙が多い(爆)。どうも、表紙の数を数え間違えていたらしい(表紙は、印刷所に頼んでいたのだけど、乱丁などがあったことを考え、頼んだのより数部多く刷ってくれるのだ)。このまま表紙だけ売るわけにも行かないので、急遽原稿を持って秋葉原のKinko'sへ。
Kinko's到着は16時頃。明日のコミケ合わせのコピー本を作る客で店内は一杯。おまえら、もっと前に刷っておけよ!(注:人のことは言えない) 待ち時間、ぼ~っとしているのも無駄なので、持っていたノートPCで、展示用のPOPの原稿を作成することに。隣にいた腐女子の群れの会話(エロゲーの話を人前でするんじゃない!)にツッコミを入れたくなる衝動を押さえて、どうにか原稿完成。それからすぐにコピー機が空いたので、足りなかった部数だけ刷って、Kinko'sをあとに。
家に着いたら、とりあえず晩飯を食って、新しく刷った原稿の製本。それからPOPの印刷。
原稿、POPと、今回大活躍だったのが、MD-5000というプリンタ。いわゆる、マイクロドライ、という奴だ。既に市場からは撤退してしまっているが、原理的にインクのにじみが無いため、モノクロ原稿の版下作成にはもってこいだ(もっとも、今ならレーザープリンタを買ってしまえばいいんだけど)。ところが、こいつがよくメカトラブルを起こす。すでに、2回ほど修理に出しているし、紙送りに失敗して、2,3枚同時に吸い込んで印刷がずれる、なんてことはしょっちゅうだ。
ところが、今回は紙送りは問題無く行くわ、POPのカラー印刷でもインク切り換えもスムーズ。何度もインク切り換えに失敗して「ガガガガガッ」という恐ろしい音を聞いているだけに、実に意外だった。毎回こうだとありがたいのだけど。
POPの印刷中に、明日の持ち物チェック。……展示用の台やドリンクを買ってないことが発覚。この時点で20:30。スーパーが開いてるのは21:00まで。慌てて自転車を飛ばしてスーパーに行って、展示用の台(台所用品売り場で売ってるやつ)と、クーラーバッグ、そして保冷剤を購入。こういった物は持っていたのだが、引っ越した際に実家に置き忘れてきたらしい。もったいないことをしてしまった。(西村)ちなみに、夏コミに飲み物無しで出向くのは死を意味する(脱水症状を起こしかねない。まじで)。
スーパーから帰ってからは、明日の準備。持ち物を揃えて、POPも台紙に貼り付けて、新刊既刊を箱詰めして。
準備が終わったところで、とりあえず、風呂。
あとは寝るだけ……と思ったが。まだ一つアイテムを作っていなかったことに気づく。もう12時を過ぎていたが、アイテム作り開始(何を作っていたのかは後ほど)。結局、アイテムはパーツ不足により完成せず、1時頃就寝することに。あいかわらず何やってんだかなー。
設営編
朝6時に起床。眠い。
とりあえず、顔を洗って、朝飯を食べて、トイレ行って……行ったら、見事に腹の具合が不調。先が思いやられる。
思わぬトラブルにより、駅に到着したころにはすでに予定に間に合わない時間に。というか、本人も既にかなり疲れモード。というわけで、思い切ってタクシーを利用。瑞江駅から新木場駅まで、30分3,700円。ああ、私も大人になっちゃったんだなぁ、と思う瞬間だった(爆)。
新木場からはりんかい線で国際展示場まで。結局、予定より早く集合場所に到着。サークルのお手伝いメンバーも予定より早く着いたので、そのまま会場内へ。すでにビッグサイト周辺には膨大な人の山。とりあえず、ムスカ様を連れてくれば、「人がゴミのようだ!」と言ってくれること間違いなし(爆)。
会場に入ると、さすがに冷房が効いていて涼しい。もっとも、開場した途端に意味がなくなるのも分かってはいるが。
とりあえず、自分のスペースに到着。まずは山のように乗せられているチラシの撤去。そして設営。あの、ただゴミと化すチラシの山はどうにかならないものか。
とはいうものの、設営自体は問題無く完了。(西村)ちなみに、昨晩作っていたもの、というのは、これ。

「アカイイト」に出てきた、桂の携帯ストラップ。これを作っていたのでした。
本編に、中央に着いている玉石が「ラピスラズリ」であるような記述があったので、石屋に行ってストラップ用の穴あけ加工のしてあるラピスラズリの玉と、手芸屋で赤いナイロン糸を購入……めちゃくちゃ恥ずかしかったぞ!
で、玉石に糸を通して、上の袋状になっている部分には、プリンタで印刷した紙をかぶせて。
ところが、本編の絵を見ると、末端にビーズ状のものが付いているんですね。これを買い忘れてたのでした。なので、未完成版だけど、せっかくだからと配置。
スペース全体の写真は、14日の記事を参照してください。
開場後編
特にテロなども起きず、10時に無事開場。うちのサークルにもさっそくお客さんが……って、お隣さんかい! 実は今回、お隣さんが、「アカイイト」のシナリオライターの方ご本人のサークル。はっきり言って当日まではかなりガクブルしていたのですが、いざ会ってみたら、とても気さくな方でした。いろいろとお話もできて、楽しかったです(ここに書いてどうするよ)。
私自身はというと、自分の買いものにさっそく出発。……1時間ほどで、終了。もともとチェックしていたサークルがそれほど多くないとはいえ、東1~6ホール全部回って1時間で終わってしまうというのはどうよ。最大の懸念事項(行列ができるであろうと予測されていた)「むてけい」さん(安倍氏自身による灰羽連盟の脚本集が出ているのだ)も、列がまだ短かったため、すぐに購入(自分の後ろから、列が伸び始めてたけど……)。
それからしばらくは、自分の所で売り子。こちらの予想以上のスピードで本が売れていく。
もともと在庫の少なかった「夢紡ぎ」が午前中で完売。こんなんだったら、増刷しておくんだった……。いや、そんな暇無かったけど。後の祭り。
友人が買ってきてくれたおにぎりで昼食。そして14時ごろには、新刊の「紅涙 ──アカイナミダ──」も完売。恐るべし、「アカイイト」の人気。発売は去年の10月で、一部の人間(百合好き)では話題になっていたものの、世間的な人気はまったく分からなかったため、コピー50部、という形にしたんだけど、これだけ売れるのならオフセットで出したかったなぁ。しかも、うちのはパッと見ただけで面白いかどうかが分かりにくい、小説本だというのに(私自身、あまり小説本って買わない)。
なお、購買層の男女比はおよそ6:4。陰りの見える「ギャルゲー」というジャンルにおいて、「百合もの」というのは、今まで手を出さなかった客層──女性客──を引き寄せ、あらたな起爆剤となり得るのではないか、そんなことを思う。
対照的に、畑違いだった「灰羽連盟」の既刊は全く売れなかった。まあこれは予測できたことだ。
ただ、お一人、自転車好きらしき方が「どこまでもいける翼とともに」という、自転車をメインに持ってきた本を買っていったのには驚いた。嬉しいのだけど、灰羽という作品を知らなさそうだったし、大丈夫だろうか。今回、一番感想を聞いてみたい人である。
自転車関係では、Fassa Bortoloのチームジャージを着た方も前を通ったが、残念ながら買ってくれなかった(笑)。
14時を過ぎて、一段落着いたところで、落ち穂拾いと称して、もう一度東館全体をめぐるたびに。主に創作系のサークルさんをめぐって、気に入った作品を買っていく。これも、15時頃には終了。
そして16時、大きなトラブルもなく、無事コミケは閉会した。撤収作業を終え、予定されているオフ会場へ向かったのであった。
暑いし、疲れるし、人は多いし、お金は減っていくし。客観的に見ると何一ついいことは無いのだけど、それでもやっぱり楽しい一日だった。見ず知らずのたくさんの人たちが、自分の作った作品を手に取って、中には買ってくれる人がいる。やっぱり、嬉しい。
また、知人にも会うことができた。もーやんさん、ぶっちぃさん、ありがとうございました。たきてんさん、タイミング悪く出会えませんでした(たきてんさんが来た数分後に私が戻ってきたいたらしい)。
残念ながら冬コミにはサークルとしては不参加だけど、またいつの日か、参加してみたいものです。
以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません
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