2006年12月14日
交通安全って、なに?
今回は、ちょっと真面目なエントリ。例の、自転車の歩道走行を認める道路交通法改正の話です。
まずは、こちらをご覧ください。→日々是口実(作家の高千穂遥氏の記事)
(元ネタの疋田氏のメルマガは転載自由になっているようですが、今回は会えてリンクを貼るのみとします。理由は後述)
まあ、なんというか……これはひどい。
実を言うと、私も最初はあまり気にしてなかったんですよ。現状追認という形での法改正なのかな、と。
でも、そうではありませんでした。簡単に言うと、道路を「自動車天国」にしてしまおう、という話だったのです。
明らかにおかしい点は二つ。「自転車対歩行者の事故を防ぐためと言いながら、自転車を歩道に上げようとしていること」「車両は車道を走るべきと言う原則が無視されていること」。
法律と言うのは、「安全を守るための原則」では無いのですか? 安全も原則も無い法律ってなんなんですか?
「でも、これって車道を走ってるスポーツ車だけの話でしょ? ママチャリしか乗らない私には関係ない」
甘すぎですね。もし、「自転車の車道締め出し」を達成した暁には、次に来ると予想されるのは「自転車そのものの禁止」ですよ。
自転車が歩道のみを走るようになれば、当然、歩行者との接触事故は増えます。また、駅前などでの違法駐車の問題もあります。やがて、「自転車進入禁止区域」が制定され、それが徐々に広がっていく。気がつけば、自転車が走れる場所はもうどこにも無い──。自転車の無い美しい国、ニッポン!
もちろん、代替する公共交通機関なんて、だれも作りませんよ。
自転車乗りにも反省すべき点はあると思います。車道を走っていて一番怖いのは、逆走してくる自転車ですから。特に、夜間で無灯火、さらに携帯電話でしゃべっていたりするともう最悪極まりない存在です。死ねばいいのに。自動車は、マナーを守って走っていれば(多くの自動車はマナーを守って走っています)実はそれほど怖くないのです。
また、自分への直接の脅威ではないものの、目につくのが信号無視。実際の数や割合は分からないのですが、目立つんですよ。特にレーサージャージでロードレーサーに乗ってる人! 大抵の人間は、まず自分の感覚を優先しがちですから、目立つ信号無視者というのは、非常に悪印象なのです。そういった悪印象が積み重なれば、今回の法改悪の後押しにもなりかねません。
もし、安全性の高い道路環境を作りたいのなら、「違反行為に対する厳しい取り締まり」と「道路を安全に利用するための教育」が必須でしょう。特に、教育は、高千穂氏の記事の中でも述べられている通り、非常に重要だと感じています。自動車・自転車・歩行者とも、道路という日常利用する物に対して、あまりに無頓着なのではないか? 一歩間違えば死につながるというのに。
これを読んで賛同・共感してくださるブロガーの方がいらっしゃいましたら、ぜひともご自分のブログに、疋田氏の原文、あるいは今回リンクした高千穂遥氏の記事へ、リンクを貼ってください。原文は転載可とはいえかなりの長文であること。また、リンクを貼ることで、元記事のGoogle pagerankを少しでも上げることができると期待されるからです。そうすれば、この問題に興味を持った人が検索した際に、重要な記事を最初に見つけることができますから。
リンクを貼るというのは、貼る側から見ればただ単にタグで囲むだけの話ですが、それは、「投票」と同じ効果を持っているのです。
以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません
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