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2007年1月22日

テガミバチ 1巻

 月刊少年ジャンプで連載中のファンタジー冒険マンガ。浅田弘幸というひとは、なにげに昔から好きだったりします。

 舞台はアンバーグラウンドと呼ばれる、夜の開けない世界。世界は特権階級の住む光に照らされた首都と、中流階級、そして光の届かない辺境とに分けられている。そんな世界で、「こころ」を乗せた「テガミ」を運ぶ配達人、それが「テガミバチ」。
 辺境にすむ少年、ラグは母親を何者かに連れ去られ、自身も「テガミ」として、遠くの街へ向けて旅をする事になる。配達人のゴーシュと共に危険な辺境地帯を進むうちに、ラグは徐々に心を開いていく。
 無事に目的地にたどり着いたゴーシュとラグ。二人の心が通い合ったのも束の間、配達人であるゴーシュは次の指呼とのために街を去る。そして、ラグは決心する。母親を探すために、ゴーシュと再会するために、自分もテガミバチとなることを。

 主人公のラグは突飛な点は無いけど、真っ直ぐで芯の強い、いかにも少年マンガの主人公、といった性格。また、ラグと、その相棒となる少女・ニッチとも、隠れた秘密持ちで、それが今後の展開にどう影響するのか、気になる所です。
 なお、ニッチは幼女、変なしゃべり方、しかも「パンツはいてない」という属性持ち。「わたしにパンツをはかせた男はおまえがはじめてだ!」は文句無しに作中一の迷セリフでしょう(笑)(「名セリフ」は一杯あるので割愛(^^;))

 街の人々や、テガミバチという職業、見せ物小屋といったさまざまな要素が絡み合って、この世界と世界に生きている人々が、リアリティを持って描かれています。地に足のついた描写、というのがこの作品の最大の魅力でしょう。
 表紙を見ていただければわかる通り、絵はかなりのハイレベル。モノクロでは、トーンをあまり使わず、白黒のコントラストの強い絵柄が特徴的ですね。

 この1巻では、物語の序章が語られるのみで、今後どのような展開になるのかが楽しみですが、絵は元よりストーリーも、前作「I'll」で十分楽しめた作家サンなので、期待しています。

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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