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2007年9月 1日

アオイシロ ─花影抄─ 第4話

 コミックRUSH 10月号に掲載された、「アオイシロ ─花影抄─」4話をようやく読みました。
(→前回の感想

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 前回の終盤で目覚めた少女と、突如倒れた保美。保美はどうにか百子が咲森寺まで連れ帰ったようです。目が覚めた保美は、目の前にいた少女のことを「ナミ」と呼びます。
 そして、夕食の準備中、うっかり怪我をしてしまった梢子。ですが、ナミが怪我をした指先を口に含むと、その傷はあっと言う間に治ってしまいます。
 打って変わって、夜はみんなでトランプ大会。ナミは梢子にベッタリ(余談ですが、トランプの柄がどこかでみたものだったりします(笑))。そのうち、疲れてしまったのかナミが寝てしまい、トランプ大会はお開きに。
 その夜、梢子は夢を見ます。前の晩に見たのと同じ、常咲きの椿と、自分の手を引く少女。夢の中で、梢子はその少女のことを「ナミちゃん」と呼んでいたことを思い出します。
 目が覚めてしまった梢子を、同じように起きてきたナミはどこかへと案内します。海から聞こえてくる音に、梢子は和尚から聞いた椿の伝説を思い出します。
 そんな梢子とナミを、異形の者たちと、白髪隻眼の人物が見ていました──。

 いや、今回は情報量が多くて、ちょっと読み解くのが大変でした。時間軸もあちこちでずれてますしね(上記のあらすじは、時間軸通りに書いてます)。
 で、いろいろなことがわかってきたので、ちょっと考察みたいなことをしてみたいと思います。

登場人物の関係(伝奇的な意味で)

 意外にも、中心となる人物はナミでした。ナミと梢子は、過去に何かあった模様。そして、ナミと保美の間にも何らかの関係がありそうです。
 前回は気づかなかったのですが、ナミが目覚めたタイミングと、保美が倒れたタイミングはほとんど一緒なんですよね。そして、今回、ナミが血を吸ったのと、保美の体力が回復したのがほぼ同一タイミング。「血は力の源」というアカイイトの世界観を引き継ぐならば、ナミと保美は力を共有しているようにも思えます。
 また、2話でナミを見つけたとき、そして今回ナミと相対したとき、一瞬ですが不審な表情をとっています。何かを知っているかのような。

 力が回復したということは、梢子は贄の血の持ち主? と思いたくなりますが、これはまだ判断するには早すぎでしょう。普通の人の血でも、力は宿っているわけですから(贄の血は、宿ってる力の量が桁違いに多いだけ)。

 それから、ラスボスらしき存在が、和尚の口から語られました。
 常咲きの椿は、人魚の肉を食べて不老不死になった比丘尼が、この地に災いをもたらしていた悪鬼「摩多牟(マタム)」を封じるために、自らの血を分け与えたものだという。
 封じの木──いやー、どこかで聞いたことのある話ですねー(^^;)。今回は散るのではなく、咲くことで力を削っているようですが。卯奈咲に吹く風は、この封じられた鬼の怨嗟の叫びだというのが、和尚の話でした。
 比丘尼の名前は「ヤスヒメサマ」。保美と何か関係がありそうな気も。

 ただ、和尚の話では、常咲きの椿は「此方側には1本」ということでしたが、梢子が夢の中で見たのは、常咲きの椿の森。また、「こんな島出て行けばいいよ」という台詞もある通り、やはり重要なことは卯良島の方にありそうですね。

 最後にでてきた鬼とコハクの目的、そして汀がどう動くのかが、次回以降楽しみですね。


登場人物の関係(百合的な意味で)

 さっそくナミと梢子がイチャイチャと。夕食の準備からトランプ大会までずっとべったり。夕食中とかはどうしていたのだろう……。きっと部員たちから生暖かい視線が注がれていたに違いありません。

 そして、今回の目玉。指ちゅぱ、キター!(^^;)
 梢子は、なにか妙にナミのことを意識してますよね。前回も、人魚姫の話を思い出して、変な妄想してたし。従姉妹のお姉さんから年下の少女まで。どんだけストライクゾーン広いんだ!(と書いてみて、「桂も同じじゃん」ということに気づいた(^^;))
 そんな梢子に片思い気味な保美、そんな保美loveな百子。綾代も梢子狙いっぽい?

 アカイイトの桂は誘い受けとして名を馳せていましたが、梢子は、寝込んだナミをごく自然にお姫様抱っこしたり、保美を自分の部屋に連れ込もうとしたり(え? 何か間違ってる?(^^;))、子供の頃に出会った少女(ナミ?)相手に「わたしのうちに来ればいいよ!」と言ったり、天然タラシっぽい感じです(^^;)。


その他

 ナミの着物は和尚の手作りらしいんだけど……ちょ、和尚、どうやって採寸したんだよ!(爆)
 地名だけど、「卯奈咲」(2話)、「宇奈咲」(4話)、どっちが正解?

 それはそうと、アオイシロの発売日が、2008年3月20日に決定しましたね。あと半年ちょっと。どんな話になるのか、楽しみです。

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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