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2008年3月 3日

Alice Quartet OBBLIGATO

 いろいろと百合な人((c)small call)の新刊コミックス。ちょいと遅れましたが買ってきました。
 ファンの方はご存じだと思いますが、AliceQuartet、という名前は、他の藤枝雅作品にちょくちょく登場しているお店なのですね。いわば、藤枝作品のハブ的存在。いままで脇役だったそのお店と、そこの人たちを主役にしたのがこの本ということになります。

 表紙は、白と黒のコントラストを効かせた、ちょっと珍しい感じ。帯には「白と黒に彩られた少女達」とあるので、なるほどと納得。

photo
Alice Quartet OBBLIGATO (角川コミックス)
MooNPhase 藤枝 雅 源 久也
角川書店 2008-01-23

by G-Tools , 2008/03/03

 ゴシック・ロリータ(いわゆるゴスロリ)系の服を中心としたデザインを生業としている、4人の女の子。「Alice Quartet」という名前は、彼女たちのブランド名であると同時に、彼女たちの働くお店の名前でもあります。彼女たちは、そのお店で、時には悩み、時には喜びを受け取りながら過ごしていく。そんな、やわらかな流れに包まれるようなマンガです。
 コミック巻頭は、カラーのイラストストーリーになっていて、Alice Quartetの雰囲気を味わうには十分かと。
 本編は、4人の登場人物の一人一人にスポットを当てた、1話完結のお話しが7本+番外編。大きなストーリーではなく、小さなエピソードを楽しんでいくタイプ。

 このマンガの魅力は、やっぱり、その、やわらかい雰囲気。登場する女の子はみんなかわいらしいし、百合っ気の強いキャラもいるのですが(笑)、全体に流れる、優しい空気と明るい笑顔は、非常に私好み。疲れたときとかに、ふと優しい気持ちにさせてくれる、芳しい香りを持った紅茶のようです。

 登場人物も個性的で、お話しも少しずつ違った展開になっています。最年長の藍原まきの、中性的なイメージの十和田悠希、和の雰囲気を携えた楠瀬文、元気で明るい最年少の織倉翠夏。それと、オーナーでまきのの古くからの友人、御厨幸乃。
 特筆すべきは、彼女たちが、それぞれプライベート・ブランドを持っていて、ちゃんと衣装デザインにそれが反映されているということです。私自身は服飾関係の知識は全くといっていいほど無いのですが、きちんと個性を出したデザインをこうやって違和感無く作れる藤枝さんという人は本当に凄いと思います。

 もともとは、キャラクター企画ものとして考えられていたようで、WEBでもオリジナルのコミックが読めたりします→Alice Quartet。また、今後新の展開もあるようで、そちらも楽しみです。

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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