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2008年4月27日

アオイシロ -青い城の円舞曲-

ゲーム本編の発売を、来月15日に控えた「アオイシロ」。そのプレストーリーが、この「青い城の円舞曲」です。

「青い城の円舞曲」というサブタイトルは、舞台と、登場人物をかけたもの。ゲーム本編は、剣道部の夏合宿先である、咲森寺/卯奈咲/卯良島が舞台ですが、このマンガ版では、彼女たちの通う、青城女学院高校が舞台。そして、3話構成で、それぞれに違うキャラクターの視点から描かれるという、面白い構成を取っています。1話目は、百子が保美と出会う話。2話目は、保美が梢子と出会う話。そして、3話目は、梢子視点で保美との関係を描いた話になっています。
とはいえ、バラバラの話ではなく、百子の保美に対する片思い、というのがストーリーの軸にあるので、どの話もほとんど戸惑う事なく入って行けると思います。

巻末には、18ページの描き下ろしもあって、「百合姫本誌で読んでいた」という人にとっても必見です。っていうか、18Pって気合入れすぎだろ……。
たぶん、周りから見たら元気なだけの少女、百子。そんな彼女が秘めた切ない思いをかいま見せる、そんな内容になっています。

これが、たぶん「アオイシロ」じゃなかったら、百子も十分ヒロイン(攻略対象)になれる器を持ったキャラなんですけどね……。伝奇要素のせいで、特殊な出生の人でないと話に関われないのが残念なところです。
逆に考えると、ゲーム本編で保美が選ばれなかった場合、そこに百子が入ってくる可能性もあるんですよね……。ああっ、二次創作好きの血が疼くぜっ!(笑)

表紙も凝っていて、表はこの話のメインである百子と保美。でも、裏をめくると……。梢子さん、なにやってんすか。浮かんでいるような構図は、3人の不安定な関係を現しているのかもしれません。
また、カバーを外すと、「花影抄」の片瀬優さんによる、パロディイラストが。出版社を越えてこういう遊びを入れるのは面白いですね(っていうか、ナミの制服姿はさりげなく貴重だと思う)。

ジャイブで連載中の「花影抄」がゲーム本編のストーリーをベースにしているため、伝奇要素&ネタバレ強めなのに対して、こちらはそういった要素はほとんど無し。「アオイシロ」はプレイするつもりだからネタバレは見たくない、という人でも安心して読めるかと思います(笑)。

なお、発売中の、百合姫Vol.12には、このマンガにでてきた、剣道部の先輩、明日菜部長と知子副部長の話も掲載されています。こちらも、秘めた思いが伝わってくる、短いながらも良作となっています。本編が気に入った方は、是非。

photo
コミック百合姫 2008年 06月号 [雑誌]
一迅社 2008-04-18

by G-Tools , 2008/04/27

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百合People

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