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2008年9月 3日

かなめも 1巻

「スズナリ!」や、百合姫Sで連載中の「flower*flower」で、百合マンガ好きにはもうおなじみな感じのある、石見翔子さんの新刊です。まあ、掲載誌のきららMAX、毎月買ってるんで、全部読んでるんですけどね。

主人公、中町かなは、唯一の肉親だった祖母を亡くした、天涯孤独の中学生。自分の居場所が無くなると思ったかなは、偶然見つけた「住みこみ可」な仕事先で暮らしていくことになります。仕事先は、新聞配達所。仕事内容は普通ですが、一緒に住んで働いている人たちは、ちょーっと変わった人たちばかりだったのです。

かな以外の従業員は5人。全員女性なのですが。所長代理(一番えらいひと)の天野咲姫は、小学生。ボーイッシュでお金にがめつい、東ひなた。昼間から呑んでいる、7歳~15歳の少女が大好き大好きと公言して憚らない、西田はるか。いつも元気でパティシエ志望(甘いもの大好き)、北岡ゆめ。クールな美人だけど、ゆめの事になると見境が無くなる(主に愛のせいで)、南ゆうき。

雑誌で読んでいたときは、はるかの暴走が目立っていた気がしたのですが、まとめて読むと、ユメ×ユーキのカップルのイチャつきっぷりがもう……。甘い! 甘すぎる! きっとユメの作る料理より甘い!!

どれくらい甘いかと言うと……

  • 着の身着のままでやって来たかなに布団を貸した後、ごくごく自然に、一緒の布団で寝ることにした(2話目にしてこれだぜ)
  • ユメとおそろいの髪形にしてもらったかなを見て嫉妬して、自分も似たような髪形(両横で結ぶ)にするユーキ(ユメも、ユーキが妬いてる事をきちんと分かってるのがいい!)
  • バレンタインを前に、「甘いものと私、どっちが好き?」と訊くユメを、答えるまでもないと抱きしめるユーキ。そして幸せそうな顔で抱き返すユメ
  • ユメをあまり甘やかすなと告げるひなたに、「計画通り」な顔で答えるユーキ

などなど、これでもかとばかりに甘甘ラブラブっぷりを見せつけてくれます。そのうち、二人の馴れ初めのエピソードなんかも見たいですね。

百合分としては、この二人と、かなにご執心なはるかがメイン。と思いきや、中盤から謎のツンデレ少女が登場。ツンデレなので態度は横柄ですが、明らかにかなに好意を抱いてる模様。初めての出会いの時は、別れ際にかなの頬にキスしていきますし。かなの方もまんざらでも無い様子。直後に「はるかさんとは違うもーん!」と言って必死に否定してますが、あきらかに職場の面子に毒されてます(笑)。

百合的なシーンだけでも十分にニヨニヨできる良い内容なのですが、全体を流れる、明るくて優しい雰囲気が、この作品の魅力でしょう。かな以外のメンバーがなぜ住み込みで働いているのかなど、裏事情はいろいろありそうなのですが、そういったシリアス分は今のところほとんどありません。
コメディタッチでありながら、ややシリアス分の強かった「スズナリ!」(特に終盤)や「flower*flower」とはちょっとベクトルを変えてきてるのかな、という感じです。逆に、家族にまつわる話である、という点では、上記2作と近い路線と言う事もできると思います。

単行本での追加は、きらら恒例の巻頭カラーに、あとがき。もちろん表紙も描き下ろし。カバーをめくったところにもおまけがあります。「スズナリ!」ファンは必見ですよ。



以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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