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2010年12月28日

ルンバ購入&使ってみて判った事

ルンバ購入の経緯とか

一人暮らしをはじめて、5年ほど経ちますが、その中で判ってきた事があります。

「掃除はしなくても生きていける」

洗濯はしないと着ていく服がなくなるし、使った皿は洗わないと、次の食事が出来なくなります。ので、この二つはものぐさな自分でもしっかり続いています。
それに、洗濯は洗濯機がほぼ全部やってくれますし、皿洗いも一人暮らしなんでたいした量はありません。

しかし、掃除は、しなくても、こう、生活できちゃうんですよね。

とはいうものの、あくまで生活できる、というだけで、快適とは言い難い。
じゃあ、掃除をしろということになるのですが、掃除用具は一通りそろっているものの、とにかく掃除をする、という行為が大変なわけです。

そんな時、「ルンバ」という全自動掃除機の事をネットで知りました。
全自動。スイッチ一つ押すだけで、部屋中をくまなく掃除してくれる、というロボットです。
いろいろ調べた結果、これは使い物になりそうだ、と判断し、購入。ちょうど、キャンペーンをやっていて、消耗品のブラシやフィルターのスペアが付いてくる、というのも購入の後押しになりました。

というわけで、買ったのが、これ。ルンバ527、という一番廉価な機種です。それでも、4万円ほどしましたが......。

20101228_roomba_01.jpg

上位機種との違いは、自動充電機能やタイマー起動の有無といった、機能面のみ(あとカラーリング)。清掃能力や、バッテリー持続時間といった性能面では全く同一です。


さて、購入してから2週間ほど。使っているうちに、いろいろ注意すべき点などがわかってきました。
端的にいうと、「部屋をルンバに合わせろ」、「生活リズムにルンバを組み込め」ということになります。

ルンバの問題点

ルンバは、万能ではありません。
いろいろと、苦手な部分があります。

  • 棚や机の上など
  • 床に置いてある物
  • 複数本のケーブル
  • ラグ・マット・カーペットなど
  • 細い通路

まず、ルンバは床の上を走って、床面を掃除するマシンです。ですので、棚や机、窓ガラスなどの掃除は出来ません。こればっかりは現時点ではどうしようもない。人型メイドロボが実用化されるのを待ちましょう。俺が生きている間に頼む。


次に、床の上に物があると、ルンバはそれを壁と認識してしまいます。ルンバは、障害物の無い広い部屋を掃除するのが一番得意なので、障害物があると、どうしても掃除もれが発生しやすくなります。まずは、片付けから。
というか、床に物を置かないだけで、部屋が広く、綺麗に感じられますよ! いや、自分でもびっくりだった。


ケーブルですが、一本だけ床に這っているような場合は、特に問題になりません。問題は、複数のケーブルが密集している場合。
ルンバは、何かに乗り上げて足場が不安定になってうまく進めなくなった場合、向きを変えてその場を脱出しようとします。
ここで、複数のケーブルが固まっている場合、向きを変えた際に他のケーブルを巻き込む事があるのです。そうすると、向きを変えてもうまく進めないので、また向きを変えて、その時さらに別のケーブルを巻き込んで......最終的に、ケーブルに絡めとられたような形になって、身動きが取れなくなる事があります。まさに、自縄自縛。

対策としては、

  • ケーブルを床に這わせない
  • ケーブルモールの中に入れる
  • スパイラルチューブで一本にまとめる

といったことが有効です。

床に這わせない、というのは当然ながら非常に有効。壁や家具にケーブルタイを付けたり、パイプ状の机やベッドなら、結束バンドで結びつける、という手もあります。

コンセントの位置の都合などで、壁に這わせることが出来ない場合は、下の写真のようなケーブルモールがお勧め。カバーで覆ってしまうわけですね。ちなみに、この程度の段差は余裕で乗り越えてくれます。
床に両面テープを付けるのが嫌な人は、3Mから出ているコマンドタブを使うと便利です。これは、貼り付けた後、はがしたくなったら少しはみ出しているタブを引っ張れば、綺麗にはがれる、というもの。普段の接着力は問題なく、模様替えなどの際は簡単にはがす事ができる。お勧めです。

20101228_roomba_02.jpg

3M コマンドタブM・1.6×7.0 CMR33M コマンドタブM・1.6×7.0 CMR3

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スパイラルチューブも意外と効果的。ルンバから見ると、一本の太いケーブルに見えますので、絡まりにくくなります。
一点気をつけたいのが、コンセントから出ている電力線と、オーディオ/映像/ネットなどの信号線は一緒に束ねない事。電力線からのノイズが、信号線に乗りやすくなります。

どれも、100円ショップや家電量販店などで、100円~数百円で買えますので、最初だけちょっと手間ですが、コストパフォーマンスは大きいです。
また、このケーブル整理も、部屋を広く見せる事に一役買ってくれます。ルンバを最大限に活用しようとしたら、必然的に部屋を綺麗に保つことが必要になり、それが徐々に生活の中に組み込まれていく事になると思います。


ラグ・マット・カーペットなど、フローリングの床に敷いている人も多いかと思いますが、これもちょっと注意。というのも、床からマットに乗り上げる際、マットをめくり上げてしまうことがあるからです。

20101228_roomba_03.jpg

ただ、めくり上がるかどうかは、マットの種類によるので、実際に使ってみないと判らないのが難点。うちでは、リビングのラグはアウトでしたが、キッチンマットは問題ありませんでした。
とりあえず、ルンバを動かすときは、ラグをどかしています。一度ラグの上に乗ってしまえば、ラグの上も綺麗に掃除してくれるんですけどね。
もうだいぶ痛んできてるし、そろそろ買い替えかなあ。


意外と盲点なのが、細い通路。
ルンバは、その直径(34cm)の幅があれば、通る事ができるのですが、実際には、なかなか素直に通り抜けてくれません。
というのも、ルンバの基本的な動作は、壁に当たると、その壁をよけて進行方向を維持するのではなく、進行方向を全く変えて、違う方向に進もうとする、というものだからです。
たとえば、40cmほどの幅の通路がある場合、まっすぐ進入すれば通過できるのですが、斜めに進入した場合、壁にぶつかって、向きを変えてしまうので、通路の脱出に時間がかかる、あるいは脱出をあきらめて入り口のほうへ戻ってしまうことが多々あります。

理想は、障害物をどかして、細い通路をなくす事ですが、出来ない場合は、付属のバーチャルウォール(赤外線を出して、ルンバに対する擬似的な壁を作る装置)や、小物(ゴミ箱など)で通路をふさいで、掃除範囲を区切ったほうが効率的です。


ルンバのある生活

ルンバは、全自動掃除機です。なので、人がいなくても勝手に掃除してくれます。
アメリカ生まれということもあり、広い部屋が得意な機械ですが、実はこれほど一人暮らし向けな機械も無いんじゃないか、そう思っています。

朝、会社に行く直前に、ルンバのスイッチをオン。帰ってくるころには綺麗な部屋が用意されている──。これは、非常に快適です。
ルンバが部屋の掃除を完了させるまでには、そこそこ時間がかかるのですが、外出してしまえば掃除が完了するのを待つ必要もありません。

帰ってきたら、ルンバの中に格納されたごみを捨てて、ブラシのメンテナンス。10分ほどで済むので、たいした手間ではありません。

翌朝、また会社に行く前にルンバのスイッチをオン──こうして、ルンバを動かす事を生活のリズムに組み込む事で、常に綺麗な部屋を維持できるようになります。

まあ、一人暮らしの場合、1日ではそれほど汚れないのも事実なので、2日に1度程度でも十分かと思います(このあたりは、人それぞれだと思う)。
今住んでいるアパートの間取りは、1Kっぽい1R(リビング兼寝室と、廊下兼キッチン。ただ、リビングと廊下を区切る扉が無い)なのですが、家具配置の事情もあり、リビングと廊下を、別々に掃除させています。今日はリビングを掃除。翌日は廊下を。この繰り返し。

メンテナンスは、ウェットティッシュと、エアダスターを使っています。
ウェットティッシュ(アルコール配合の除菌できるもの)で、ブラシの軸や本体に付いたほこりのふき取り。ごみ収納タンク内部に付いた細かい埃は、外に出て、エアダスターで吹き払い。吹き飛んだ埃を吸い込まないように、マスクをして作業したほうがいいでしょう。

電池は、まだ買ったばかりという事もあって、1回の充電で3、4回は稼動できる感じです。
電池が切れたら、夜中に充電しておけば、翌朝はまた使えるわけです。
上位機種は、自動で充電ベースに戻るのがウリになっていますが、うちの部屋の広さ(狭さ)と、この運用方法で、まったく不便さを感じていません。むしろ、掃除終了の都度充電することは、バッテリーのメモリー効果(継ぎ足し充電を繰り返すと、容量が減ったように見える現象)を引き起こし、稼働時間の短縮につながってしまうのでは、と考えています(ルンバのバッテリーはニッケル水素電池なので、メモリー効果が起きる)。


少々高い買い物でしたが、便利さと、綺麗な部屋という快適さを手に入れることが出来ました。
部屋の隅に置かれた雑多なものや、床を這っていたケーブルも片付ける事ができ、部屋自体が広くなったと感じられたのも嬉しい誤算でした。

掃除はしたいけど、やる気も時間も無い、そんな人にこそお勧めしたいアイテムです。

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