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2011年9月 1日

初めての電子書籍化

しばらく前から、本棚に本が入りきらなくなり、泣く泣く一部の本を処分することに決定。
ということをTwitterでつぶやいたところ、「代行業者に送って、電子書籍化すれば?」というリプライが届きまして。
その考えは無かったわ。どうせ捨てる本だし、試してみてもいいかな。というわけで、初めての書籍電子化に挑戦です。

今回の対象は、マンガ。アンソロジー系のものを、電子書籍化することにしてみました。
アンソロにした理由は、短編ばかりなので、ちょっとした時間に読みやすい事が大きな理由です。電子化した以上、外に持ち出して読む事は大いにありうることですから。
また、手元には液晶デバイス(ノートPC・携帯電話)しか無いため、長い作品を読むのが目にきつそう、という理由もあります。


業者の選定

さて、初めての電子書籍化、ということで、まずは代行業者を検索。「BookFire」というサイトで、業者の一覧がまとめられていたので、見ると、いや、雨後のタケノコのごとく、たくさんの業者が出るわ出るわ。
値段的には、1冊100円、というところが多い模様。あとは、その他のサービスでの差、になりますが、正直、数が多すぎて、正確な比較はなかなか難しい。
とりあえず、いくつか業者のサイトを見て、マンガのスキャン実績の豊富そうなところを探します。今回は、「本スキャン」というところを利用することにしました。
マンガスキャンの実績、また、カバー取り込みのオプションが明記してあったのが、選択の理由。

申し込みと発送

ユーザー登録をして、早速申し込み。スキャン対象の本の冊数を入れて、カバースキャンオプションを追加。
入金方法はクレジットカードで......あれ? クレカの選択肢が無い。
サポートに問い合わせてみると、PayPal経由でのクレカ利用になる、との事。仕方ないので、PayPalにも登録することにします。銀行振込も使えるんですけどね。

申し込みが完了すると、管理番号の入ったメールが届くので、それを印刷。
それから、発送用に、近所のスーパーに行って、空きの段ボール箱をもらってきます。
段ボール箱の中に、本と、印刷したメールを入れて、ガムテープで封印。
コンビニで配送を依頼します。

費用は、
150円(カバースキャンオプション追加)×12冊+消費税=1890円
送料850円
合計2740円

......結構、かかりますね。
送料の割高感が大きいです。少量をちょくちょく送る、というのは避けるのが無難っぽい。

スキャンしたファイルの受領

送付の翌日、送った本を受領した旨のメールが届きました。
3~5営業日で、スキャンが完了する、とのこと。うん、まあ、常識的な範囲かと思います。

......翌日、「スキャンが完了しました」とのメールが。
っておい。予定日とはなんだったんだ。そりゃまあ、速いに越した事は無いのですが、メールの到着時刻が、「AM2:53」とか、そんな時刻で大丈夫か? と突っ込みたくなったのも事実。

本スキャンのサイトに用意されたマイページにアクセスすると、pdf化されたファイルが表示されていました。1冊あたり、70~100MBと、結構な大きさ。これが12個、というわけでダウンロードも結構大変。数が多い場合は、ダウンロード支援ツールを利用すべきですね。1週間は残ったままなので、そう焦る事も無いのですが。

スキャンしたファイルを見てみよう

上述の通り、スキャンしたファイルは、pdfとして受け取ることになります。
とりあえず、PCのAdobe Readerで閲覧。うん、ちゃんと読める。ざっと見た感じでは、ページ抜けやスキャンミスといった、致命的なエラーは無い模様。

ファイルは、スキャンした日付時刻、というファイル名になっているので、これをわかりやすいよう、本のタイトルに変更します。これも、数が多いと大変そう......。

画質ですが、モノクロページは問題ないレベル。トーン部分はどうしてもモアレが若干出てしまいますが、読みづらいという事は無さそうです。
一方、カラーページは、ノイズが乗っていて、少々残念。カラーの画質にこだわる場合は、業者頼みは避けたほうが良いかもしれません。

あと、ファイルはすべて1ページごとに並んでいる為、マンガ独特の表現である「見開き」は、残念ながら切られてしまいます。

pdfの編集

さて、電子化して考えられる最悪の事態、としては、ファイルの損失かと思います。
とりあえず、メインのディスクの他にバックアップディスクにもコピーは取ったのですが、このご時世、クラウド上にも置いておけば、より安心。
というわけで、まずevernoteに格納しようとしたのですが、なぜか格納できない。よく調べたら、evernoteって、1ノートあたり50MB、という制限があったんですね(プレミアム会員の場合。一般会員なら25MB)。
それに、このファイルサイズ&画像サイズだと、ノートPCやケータイで読むにはちょっと不便。
というわけで、pdfを縮小してevernoteに保存することにしました。

今回使用したのは、PDFDietというツール。pdfから画像に、逆に画像をpdfにしたり、特定のデバイス向けに画像をリサイズすることができます。
これを使ったところ、70MBのファイルを、11MBにまで縮めることができました。もちろん、画質は劣化しますが、ケータイで読むには問題無いレベルです。


そんなわけで、そのまま消えてしまうはずだった本を救うことができて、すこし幸せです。
しかし、今度はケータイよりもう少し読みやすいデバイスが欲しくなる罠......。Sony Readerとか軽くて良さそうだよね......。
結論:電子書籍かは金がかかる。でも、取り回しがすごく便利。

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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