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2011年10月 2日

Windows Phone 7.5 IS12T購入

これまでのあらすじ

長年使ってきた、ウィルコムのW-ZERO3シリーズ。しかし、3Gと比べると相対的に遅い、また圏外も多いPHS回線、不安定なハードウェア(週に3回はハングする)、そして、マイクロソフトからも完全に見捨てられたWindows MobileというOS......。
さすがにもう、これ以上、W-ZERO3を使い続けるのは精神的に好ましくない。
というわけで、新たなスマートフォンの購入を決意した。

しかし、今更iPhoneとか芸が無いにも程がある。
Androidは機種・OSによってかなり差があるようで、どれを選べば良いのかという情報を入手するのが大変。
さてどうしようか......と考えていた矢先、au/富士通東芝から、まさかのWindows Phone 7.5搭載のケータイが。

それまでWindows Mobileを使ってきた事もあって、Windows Phone 7には興味があったのだけど、日本では未発売。
そんな状況で、世界初のWP7.5搭載。しかも、ハード的にもかなりよさげ。

とはいえ、初物買いはいろいろと怖い。すこし様子を見よう......と考えて、1ヶ月とちょっと。

そうして、とうとう購入を決意したのでした。


IS12Tというケータイ

そんなわけで、買ってしまいました、IS12T。iOS以降の、いわゆるモダンなモバイルOSを搭載したマシンにまともに触るのはこれが初めて。マルチタッチの画面というのも初めてです。

買ったのは、イエローのモデル。せっかくなので、見る人が見れば、すぐにIS12Tと分かる色にしてみました。
大きさは、Hybrid W-ZERO3と比べると、高さはほぼ同じ、幅はやや広い、そして、かなり薄い。重さも、115gと、Hybrid W-ZERO3の160gに比べて、かなり軽量です。実際、持ってみても非常に軽く、コンパクトな印象です。これで、防水だの、1300万画素カメラ搭載だの言うんですから、すごいものです。

20111002_IS12T_01.jpg

ちょっと残念だったのは、前面下部にある3つのハードキー(「戻る」「ホーム」「検索」)が、若干押しにくいこと。ボタンがかなり小さいことと、ボタンの高さが液晶面とほぼ同じため、押し込むとちょっとへこんだ感じになり、押し込んだ感触がいまいち心地よくありません。
後述しますが、Windows Phoneでは、このハードキーをかなり多用するので、ちょっと惜しいですね。とはいえ、これを改良しようとしたら、0.何ミリか、という単位でサイズ設計しないといけないので、そうとうに大変なことになるのも分かるのですが。

Windows PhoneというOS

さて、IS12Tに搭載されている、Windows Phone 7.5、というOS。正直、まだ隅から隅まで触り尽くしたわけではありませんが、それでも、非常に新鮮で楽しいです。パソコン用のOSのサブセット、といった印象のWindows Mobileとは全くの別物。

たとえば、アプリには「終了」メニューがありません。
じゃあ、どうやってアプリを終わらせるのかというと、ホームボタンを押すか、戻るボタンでホームメニューまで戻ること。どんなアプリもこれで終了します。
先行するiOSやAndroidでは、複数のアプリを同時に動かすマルチタスク機能が実現されていますが、Windows Phoneでは、同時に動くアプリは一つだけ。
ですが、意外にも不便な感じがしないのです。アプリの起動やホーム画面への移動は非常に高速で、アプリの切り替えにストレスを感じさせないのが理由でしょうか。
また、アプリによっては、ブラウザや地図などをアプリ内部で呼び出す仕組みを持った物もあります。アプリ単体では処理できないものでも、他のアプリと連携して処理ができる。処理が終わり次第、元のアプリに戻ってくる。そんな仕組みで、少ないリソースを無駄遣いしないよう設計されているようでした。

その他にも、全体的に動きはきわめて快適。さくさく、ぬるぬる動きます。


電話帳の移設に一苦労

さて、購入して、初期セットアップ。まず行うのは、Windows Live IDの取得です。
いきなり、電話機本体と関係ないのですが、これを持っていないとお話にならないのが、Windows Phone。このLive IDを軸に、さまざまなWebサービスと連携するのがWindows Phoneの最大の特徴といってもいいでしょう。
自分は、今回、新規にIDを取得しました。

Live IDを取得したら、電話機側でそれを入力して、People hubから、設定→アカウントの追加、を選んで、自分のGoogleアカウントやTwitterアカウントを入れれば、それだけで、GmailやGoogleカレンダー、それに、Twitterのタイムラインが見れるわけです。

とはいうものの、これだけでは電話機としてはいまいち心許ない状態。電話を掛ける相手の電話番号も入っていないのですから。というわけで、今まで使っていた電話機から、電話帳をコピーするわけですが......これが、すこし大変でした。

今まで使っていたWindows Mobileでは、Pocket Outlookというソフトを元にした電話帳が搭載されていました。ところが、Windows Phoneでは、この電話帳を直接読むことができません。
auのケータイからは、電話帳移行ツールが用意されているようですが、あいにく、こちらにはそんなものは無し。
調べてみると、Windows LiveのHotmailで使っている電話帳を、Windows Phoneに取り込むことができるようです。そして、Hotmailは、CSV形式にした他のアドレス帳データをインポートできる。

というわけで、まずは、Windows Mobileのアドレス帳データをCSVに変換します。これには、POCSV、という、Windows Mobile用アプリを使用します。
できあがったCSVファイルをPCにコピーして、Hotmailでインポート......読めない。お前、過去の遺物とは言え、自社製品ぐらいサポートしろよ!

とはいえ、まあ、相手はCSVデータです。データがどういう並びになっているのかさえ分かれば、移植は難しい作業ではありません。Hotmailでダミーのアドレスデータを作り、PCにエクスポート。表計算ソフト(今回は、OpenOffice Calcを使用)に読み込ませ、ヘッダ行と書いてある内容から、項目の意味を推測し、POCSVのデータを、列単位でコピーしていきます。
できあがったCSVファイルを、Hotmailにインポートすれば、あとは、勝手にHotmailアドレス帳が、Windows PhoneのPeople hubにコピーされる、という仕組みです。

これにて一件落着......とは行きませんでした。
というのも、Hotmailのアドレス帳と、People hubのデータ内容が、一致しないのです。
たとえば、Hotmailアドレス帳には、「ふりがな」の欄がありません。これだけで、正直、クソ確定だと思うのですが。一方、People hubには、ふりがな欄が用意されています。
このため、電話の方で、一件一件、ふりがなを付ける羽目になりました......。まあ、カーブフリック(Windows Phone独自の日本語入力方法)の練習にはなりましたけどね。

また、People hubのウリの、ソーシャル連携。これも、HotmailにはTwitterアカウントなんて欄はありませんから、一件一件、本人に対応するTwitterアカウントをひも付けしていく作業が必要になります。
先にWindows Live IDと自分のTwitterアカウントを連携したときに、Twitterのフォロワー情報は取り込まれているので、リストの中から選んでいく形ですが、フォロワーが数百人いたりするとやっぱり大変。
でも、この機能の面白いところは、Twitterのアイコンが、People hubの顔写真として機能するところですね。ケータイのアドレス帳の顔写真って、ほとんど空欄のままでしたが、これあらわざわざ相手の写真を撮らなくても問題無い。しかも、アイコンは見慣れているものばかりで、相手を識別しやすい。正直、これだけでも連携する価値はあると思いました(笑)。

それにしても、Windows monile - Hotmail - People hubと、同じ会社の製品なのに相互連携の悪さが目立つのは非常に気になります。
というかですね、マイクロソフトは一刻も早く、クラウド上にPeople hubを作るべきですよ。
Windows Phoneと同期を取るのはもちろん、PCからでもソーシャル連携ができるようになれば、Windows Phoneという枠を超えたサービスが作れるんですよ。それがわからない会社ではあるまいに......。
Windows8(仮称)では、MetroスタイルのUIが導入されることが決定していますが、是非、People hubといった機能面の導入も検討して欲しいところです。


アプリ導入

スマートフォンと言えば、アプリをインストールすることで便利な機能を追加できるわけですが、Windows Phoneも、当然、そういった機能があります。
Markte Place、という専用のダウンロードサイトを使用して、アプリをインストールすることになります。Market Placeは、電話機単体でも、PCと接続してでも利用できますが、PCを使った方がやりやすいと思います。

とはいえ、まだ、定番・基本的なアプリしか導入はしていません。
一応、メモ的に、入れたアプリをつらつらと。あ、有料アプリはまだ入れてないので、全部無料です。リンクは、Market Placeの該当ページに直接貼ってます。

  • いつもNAVI : 地図アプリ。
  • ソラダスお天気予報 : 天気予報。ホーム画面のライブタイルに情報を表示できて便利
  • ツンデレカルタ : か、勘違いしないでよね! 別に、いつでもくぎゅの声が聞けるからって入れたわけじゃないんだから!!
  • ニコアプリ(仮) : ニコ動が見れるよ!
  • Adobe Reader : PDFが(以下略
  • Evernote : 超有名なクラウドメモ帳。3000ほどノートが溜まってる状態でインストールしたら、初期同期にすげー時間がかかった。
  • gMaps : Google Mapsを使える地図ソフト。地図は、いろいろ試してみて、どれがいいかもう少し検討するつもり。
  • MetroHatenR : はてなブックマークリーダー。
  • mixi : まあ、一応
  • moTweets : Twitterクライアント。タイムライン全体を眺めるのにはこちらのほうが便利。
  • Nel : 2chブラウザ
  • Network Dashboard : Wifiの使用可・不可をすぐに変えられる
  • Notes : 起動の高速なメモ帳。ローカル保存だけど、メールで外部にも送れるので、あとからEvernoteなりなんなりに転送するという使い方になるか。
  • YouTube : YouTubeの動画が見れるよ


とまあ、ようやく、使い物になる程度になりました、IS12T。これからいろいろなアプリを入れたり、便利な使い方を覚えることで、より使いやすいケータイにして行けたら、と思います。
何しろ、俺たちは登り始めたばかりだからな、このWindows Phone 坂を......!(未完)

以下のサイトや書籍等が参考になるかもしれません


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